こんにちは。
浜松のたまご屋「タカイのタマゴ」です。
日の出が遅くなり朝はいつまでも寝れそうですzzzz
今回は「タマゴを採る鶏と鶏肉にする鶏の違い」です。
タマゴを産まなくなった鶏を鶏肉にするわけではないのですね。。。。
鶏はタマゴを採ることを目的とした「卵用鶏(レイヤー)」と、鶏肉として利用することを目的とした「肉用鶏(ブロイラー)」があります。
現在のレイヤーやブロイラーは「いかに少ない飼料で、短時間に多くの生産物を得るか」という目標を下に、鶏を長い年月をかけて何世代も交配させて品種改良の研究を積み重ね
て作られました。
ちなみにブロイラーが成鳥するまでにどのくらい飼料が必要かというと、鶏の体重の約2倍です。
他のお肉と比べてみると・・・
豚は体重の3.5倍、牛は体重の8倍飼料が必要ですので、このことからも生産効率の良さがわかります。
レイヤーとブロイラーどちらも先祖は同じ「ニワトリ」なんですね。
この「ニワトリ」の中から、タマゴをたくさん産む鶏を選んで作られた鶏種が「レイヤー」です。
ブロイラーより成長スピードが遅く、タマゴを産む期間も長くなっています。
レイヤーは大体2年で仕事を終えますが、産卵を開始して1年半の間に300個~400個産み続けます。
より早く、大きく体重が増加するように選んで作られた鶏種が「ブロイラー」です。
とても早く成長し、若い年齢でお肉になります。
「ひな」になってから50日~55日で成鳥として出荷されます。
体型は、レイヤーが細身、ブロイラーが大型という傾向があります。